私が内職をしていたのは今から5年ほど前、私が40代の頃でした。
近所の工場に「内職募集、女性に限る」のはり紙があり、毎日通勤時間に通るたびに気になり、履歴書を持って面接を受けに行きました。
当時、私は仕事をしていましたが、別れた主人からの養育費が滞り、子供の学費や生活費がきつくなってしまったために副業を探していました。ですが、本業の終わる時間が毎日違うので、時間的に自由がきく仕事でなければできません。工場の皆さんはお忙しいようで面接は5分程度で終わり、その後は仕事の説明を受け、材料と貸し出し用の道具を受け取り、自宅に持ち帰りました。

アクセサリーの作り方は、ビーズを紐に通して結ぶだけの単純なものでしたが、ビーズの順番や縛り方が決まっていて、一つでも違ったら商品にならないからやり直しになると言われました。ビーズは大きく、直径5mm~7mm程度の物で、穴が小さくて見えないというような事はありませんでしたが、毎回渡される紐が太くて、ビーズの穴をうまく通せない事がたまにありました。

納品時に、使えなかったビーズを持っていくと、内職を長くやっている先輩が「紐の端をセロハンテープで丸く包み込むように留めるといいのよ」と、教えてくれました。教わった通りにやってみると、簡単に穴に通るようになりました。他にもたまにシール貼りや袋詰めをする事もありました。

他の内職さんが作った商品に、値札やブランド名の入ったタグを付けて、決められた形で袋に詰めていき、シールを貼っっていく作業です。その時によって仕事内容が違うので、納品も材料の受け取りも工場に行き、仕事の工程について説明を受けなければなりません。材料は小さいので嵩張る事が無く、持ち運びが大変だった事はありませんでしたが、納品日が雪の日や台風の日に重なる事があり、そんな日は近所でも億劫にになります。

仕事単価は内容によって違いましたが、アクセサリーだと1つ当たり1円から10円、袋詰めだと1円に満たない事もありました。タグを付けたりシールを3枚貼ったりと、工程が加わると少し高くなりましたが、それでも2円から3円程度です。量が多いので、やってもやってもなかなか終わらず、本業が休みの日などは憑りつかれたように一日中やっていました。材料は多めに渡されますが、最低限やらなければいけないノルマがあり、ビーズを紐に通すだけでも手がボロボロになります。

私は他の内職さんたちと比べて作業が遅かったようですが、1ヶ月の収入は2万が最低で、最高は3万7千円程度でした。時間給に直すと、大体300円から400円です。アクセサリー作りが好きな方にはお勧めですが、手がボロボロになるので薄手の手袋をするといいでしょう。
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