私は以前、さまざまな内職をしていました。
子供が障碍者で受け入れてくれる保育園が見つからず外で働くことができませんでした。やむなく家でできることを始めたという感じです。きっかけは隣に精密機械メーカーの下請けを経営していた家族が住んでおり、人手不足なので、その方から日中の暇な時間でやってみないかと誘われました。やってみると一人で時間のやりくりさえできれば通勤の手間も、それにかかる服装や交通費などもかからないわりに結構稼げたので、最初は楽しく仕事ができました。

以来いくつかの仕事を経験しました。
初めの仕事はカメラのレンズ部分につけるレンズ筒の1ミリぐらいのナットをセメダインでつける仕事、
次は紳士服の袖つけと仕上げのしつけをつける縫製の仕事、最後にやったのは医療機器、胃カメラの部品の検査の仕事でした。

この中で一番きつかったのは胃カメラの部品の検査です。
これは友人から人手が足りないので手伝ってほしいといわれ始めた仕事ですが、視力が衰え始めていたのと一日で3000個くらいのプラステイックの小さな部品のごみを発見してそれを取り除く仕事なのですが、このゴミというのがスケールを渡されてそれでごみを発見したら大きさを図ってのけるものとのけないものを区別する仕事でした。
1個は0.5円でので、数がこなせれば仕事はいくらでもありましたので、時給に換算すれば300円ぐらいは稼げたでしょう。

カメラのナット付けはじめは一つ0.5円ですが慣れてくるともう少し単価の高いものも任されるようになりますので、月に6万円ほどを稼げました。
縫製の仕事も慣れるまでに少し時間はかかりましたが、裏地の袖付けは一着300円で、一時間でできますので、効率はこれが一番良かったです。これも一か月で5万円ほどかせげました。

私の住んでいるのは地方で、大手メーカーの下請け企業が多い地域です。工場はどんどん機械化されていますが、こういった下請けの仕事は手作業でなければできない仕事が結構あります。
ただ全体的には種類も量も減りつつあり、現在は月に2万円ほどにしかならないこともあります。
ただ日本の工業製品の定評である緻密さや正確さの一翼は、になっているのかなと。そういうところが誇りではあります。

私自身は割とコツコツ物を作るのが好きで、どちらかというと職人タイプというか、一人で仕事をこなしていきたいのでこういった仕事はわりとむいているのかな?と思います。

つらさといえば視力の衰えと納期がいつも割とぎりぎりに設定されることでしょうか?
ラッキーにも職種は違っても仕事が切れることだけはありませんでした。

人様にすすめられるかといえば、仕事自体ハローワークとかで紹介してもらえるものではないですし、給料もそれほど高くはありません。私は時間的な制約が今でもあるのでこのような暮らしが性に合っていますが、正直外に出られる条件が整っているならそちらを選んだほうがいいと思います。
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