「半返し」が基本だが地域差が大きい

香典に限らず、贈り物を受け取った場合、返礼を送ることは大切なマナーとなっています。
香典の場合、「半返し」として、頂いた金額の半分程度、地域によっては3割程度の金額の品を渡すことが一般的です。金額的には3千円から1万5千円程度の品が多く選ばれているようです。四十九日の法要後に送ることが多いですが、当日返しと言って、葬儀当日に香典返しをする地方もあります。

香典返しの品は、シーツ、タオルセット、石鹸、漆器、洗剤セット、茶、コーヒーセット、砂糖などが香典返しとして一般的です。実用品や手元に残らない消耗品などが好まれます。
「不幸を流す」石鹸、洗剤、白装束に通じるシーツやタオルに砂糖、「故人を偲ぶ時間を作る」という意味でお茶やコーヒー、埋葬する土から作る陶器に「不幸を塗りつぶす」漆器など縁起を担ぐ意味もあります。

ただし、香典返しの品は、選ぶのも大変で、相手の好みに合うかもわからないので、最近では香典返しとしてカタログギフトが人気を集めています。これなら相手の好きな品物を選んでもらえるので安心ですが、金額がわかってしまうことが難点です。
また、香典は人によっていただいた金額が異なります。このため、頂いた金額によって香典返しの品に差をつけるか、あるいは手間を考えて香典返しの品も皆同じにするか、悩む人も多いようです。
こんな時も、カタログギフトの場合は金額別に用意されているので便利です。

ただし、身内からの高額の香典に対しては必ずしも半返しが必要ではありません。これは、親族や身内からの故人や遺族への気持ちでありますので、気持ちをありがたく受け取りましょう。あまりキッチリ半額お返しするのも、妙に仰々しいと思われることもあります。
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